表裏違う計8種類の絵柄がペイントされたエセックスクリスタルのアンティークブレスレット。エセックスクリスタルはイギリスで19世紀中頃から1930年代ごろまで非常に人気があった装飾品で、ジュエリーにされたり貴金属の雑貨（小箱など）のデコレーションに使われたりしていました。 技法としては、カボションの形をした高品質の水晶の底面を彫り、そこにペイントを施すことで絵柄が立体的に浮かび上がるというもので、さらにマザーオブパールで裏張りをすることにより背景に上品な光沢が加えられました。 エセックスクリスタルの装飾品には絵柄が片面だけのもの、両面のもの、の2種類がありますが、当ブレスレットは2種類の絵柄を背中同士に張り合わせ、純銀の帯で巻いて閉じた両面タイプです。 全体的にコンディションは良好で大きな傷などはありませんが、アンティークにつき小さな傷みは予めご理解の上でお求めいただきますようお願いします。メイン写真をクリックすると拡大写真をご覧いただけます。 Photography - Akemi Otsuka サイズ - 長さ175mm、チャーム直径14x厚み9.3mm 素材 - クオーツ、ペイント、マザーオブパール、シルバー 国 - イギリス 年代 - 1900年前後