





料理家 渡辺有子さん監修の純銀製スプーン。
美しいアンティークの品をロンドンの職人が復刻しました。ひとつひとつ手作業による制作です。「コーヒースプーン」と呼ばれるサイズで、伝統的なフレンチスタイルの持ち手。口に触れる部分のエッジは平らに設計されています。裏に英国王室が認める貴金属監査法人The Goldsmiths’ Companyの厳しい銀の品質検査に合格したことを証明する5つの刻印が入っています。
ヨーロッパでは生まれてきた赤ちゃんに銀のスプーンを贈るならわしがあります。出産祝い、結婚のお祝いにペアで、など、贈り物にぜひどうぞ。
黒いベルベット製の封筒に入れ、お手入れに使えるシルバークロスと一緒にお届けします。
※メイン写真をクリックすると拡大イメージをご覧いただけます。
重さ:15.7g
サイズ:116x23x10mm
素材:純銀(スターリングシルバー)
国:イギリス
写真:長野陽一
スタイリング:伊藤まさこ
ベルベット封筒制作:CHECK & STRIPE
◆ハンドメイドのため商品には個体差があります。
◆点のような穴は鋳造の段階で生じるものです。あらかじめご理解をお願いいたします。
◆原型となったアンティークスプーン自体にいびつさ、歪みがあり、復刻品にも同じ特徴が見られます。
◆刻印の大きさは変更になる場合があります。
◆硬い食べ物には使用しないでください。
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純銀のスプーンは口に運んだ時にその魅力が発揮されます。明らかにシルバープレートのものとは違う舌触りに驚きます。食べ物の邪魔を決してしないのに、存在感を放ち、それでいて可憐さをも持ち合わせています。
イセキアヤコさんに、復刻するならば私のとても気に入っている形をぜひ、つくってほしいと半ば、強引にオススメしたのが今回のコーヒースプーンです。いくつも持っている純銀のスプーンのなかで、これはまさに秀逸。小ぶりながら、ほかにはない存在感を持っています。そう、純銀の魅力は可憐でありながらも存在感はしっかりとあるところ。
出会いはフランス、パリ。アンティークシルバーを扱うお店でいくつか見定めていた時に、この1本に目が留まりました。何本もなかったのです、たった1本だけでしたが、引き込まれるように魅了されました。華奢なところ、コーヒースプーンにしては少し小ぶりなところ、薄さ、厚みのアンバランスさ、そして手触り。全てが完璧なスプーンでした。宝物を得た気持ちで大事に持ち帰り、そっとカトラリーの並ぶ、引き出しに収めました。
コーヒースプーンはデザートにも使えます。ジャムをすくうこともできます。特別な1本は朝食に、おやつの時間にと、素敵な時間とともに寄り添ってくれます。
このスプーンを口にした時、まさに口福を感じることでしょう。そして、代々、受け継がれていくにふさわしく、永く使っていく喜びも感じることができると思います。
料理家 渡辺有子
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[ 渡辺 有子(わたなべ ゆうこ) Profile ]
料理家。東京を拠点に、TVCMや広告写真のフードスタイリング、雑誌や書籍でのエッセイの執筆、料理教室、ケータリングなど、幅広い活動を行う。2017年には渋谷区上原に食にまつわるセレクトショップ「FOOD FOR THOUGHT」をオープン。店内は渡辺さんの上質で凛とした世界観が垣間見える品揃え。
https://www.instagram.com/yukowatanabe520/